大阪マラソン、最高!

10月30日、無事大阪マラソン完走いたしました。

2013年にチャレンジランに当たって、

当時は「いつ手術する?」と整形外科で言われる状態でありながら走り、

それから、臼蓋形成不全を克服しながら走れるようになり、

去年はせっかくフルマラソンに当選しながら、

足底筋膜炎で走り出しながらも、14K でDNF(泣)

3年越しで、やっと大阪城からインテックスまでを走り切ることができました。

正確に言うと、途中歩いたので、自分の足で踏破したということになりますかね?

 

昨年は、歩くたびに、左足のかかとに、下から釘を打ち込まれるような痛みで、

それでも落選した人のことを思えば、とにかくスタートラインに立たなくてはと、

よくよく考えたら、バカなことをしてしまいました。

 

せっかく当選した今年こそは完走するぞ!と意気込んで練習したはいいのですが、

やはり左足のかかとににぶい痛みが残り、10月30日が近づくにつれ

「また痛んだらどうしよう」と、不安でたまりませんでした。

10月に入り、やはり痛みが残り、足底筋膜炎に特化した整体の先生に相談すると、

「痛みなしにしたかったら、走るな。たぶん今練習すると、痛みが残る」と言われ、

痛みなく、スタートラインに立つことを選び、この1カ月、全く走りませんでした。

 

当日は、「痛くなったらどうしよう」という不安でいっぱいでしたが、

さて走り出すと、もう久しぶりに走れるうれしさと、

大阪マラソン、ランナーや町のにぎわい、沿道の方々の声援など、

もうそれは楽しくて楽しくてたまりませんでした。

 

去年お世話になった中央公会堂前の救護所を過ぎるときは本当にどきどきしました。

淀屋橋を越えたときには、もう完走したような気分にさえなってしまいました。

しかし、14K超えたころから、どうも足がピリッとするような???

やはり練習不足がたたり、湊町のあたりでとうとうこむら返りを起こし、歩いてしまいました。

両足ともこむら返りになり、歩くというよりも、倒れ込むようになってしまい、

スタッフの方々に肩を借りて、マッサージをしてもらい、ストレッチをして、

治ると歩き、攣ると立ち止まりを繰り返し、それでも30Kまで行きましたが、

とうとう30K付近ではしばらく動けなくなってしまいました。

スタッフの方々や、ドクターのランナーの方にもマッサージなどしていただいたのですが、

ランナーズアイでみると、この30Kから35Kの間でなんと57分もかかってます)

「次の関門に間に合いそうにないし、もう救護所から迎えに来てもらおうか?」と言われましたが、

「いやや、絶対走る(歩く?)」とお断りし、だましだまし、小走り、歩きで

何とか最後まで完走することができました。

 

気合と根性だけが取柄の私が、本当にそれだけで完走することができました。

いえ、違います。

あきれながらも、マッサージしたり、肩を貸してくださったり、

沿道から応援してくださった、周りの皆様に助けていただきながら完走できたと、

そう本当に感謝しています。

 

途中、難波では、今回落選で走ることができなかったムスメ1号が、

なんとアルバイトスタッフで立っていて、ミカンとサロンパスの差し入れまでしてくれました。

これには驚きとともに、ムスメのやさしさに涙が出てしまいました。

ありがとう、私の育て方は間違ってなかった?!

 

大阪マラソン、本当に最高です。

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お世話になった皆様、ありがとうございました。